筑紫の国から『花つくし日記』

筑紫(つくし)の国は古代から九州の代名詞です。

牧野植物 ハバヤマボクチ 2025/09/05

牧野富太郎博士ゆかりの草花
牧野博士が学名をつけた植物

ハバヤマボクチ

学名 Synurus excelsus (Makino) Kitam

ハバヤマボクチ(葉場山火口)は、日当たりの良い所が好きな山野草で、全体にクモ毛があるので白っぽく見える。葉は互生し、下部の葉は長さ10~20㎝の三角形で基部はほこ形に張り出す植物です。
[キク科]  花期: 9-10月

※写真は、「ハバヤマボクチ」/大分県九重町で私が写したものです。

在来種(日本固有種)で、本州(福島県以西)、四国、九州に分布しています。山地のススキ原などに生える植物で、花の名前のハバヤマは草刈り山、ホクチは乾燥したこの葉から綿毛をとり火を移し取るのに使ったからということです。遠くから見るとヒゴダイと間違えられることの多い植物ですよ。 


牧野富太郎博士の年譜
文久 2(1862)年 土佐国高岡郡佐川村(現佐川町)に生まれる
明治17(1884)年 上京し、東京大学理学部植物学教室へ出入りする
明治22(1889)年 日本で初めて新種ヤマトグサに学名をつけ発表する
明治26(1893)年 帝国大学理科大学助手となる
明治45(1912)年 東京帝国大学理科大学講師となる
昭和 2(1927)年 理学博士の学位を受ける
昭和12(1937)年 朝日文化賞を受ける
昭和15(1940)年 「牧野日本植物図鑑」発行
昭和26(1951)年 第一回文化功労者となる
昭和28(1953)年 東京都名誉都民となる
昭和32(1957)年 満94歳 永眠 没後従三位勲二等旭日重光章および文化勲章が授与される
平成20(2008)年 練馬区名誉区民となる